約40年間、システムエンジニアとして働いてきたKeikoさん。定年退職後に、「今だからこそ、新しいことに挑戦したい」という想いから、ハワイへのロミロミ留学を決意しました。「親も元気で、自分自身もまだ動ける今だからこそ、昔から憧れていた海外生活と、“手に職”をつける挑戦をしたい。」そんな想いで始まったハワイ生活。しかし、慣れない英語、覚えられない手技、年齢への不安。何度も「自分には向いていないかもしれない」と悩み、挫折しそうになったと言います。そんな、60代から人生の新しい一歩を踏み出したKeikoさんのハワイ留学ストーリーをご紹介します。

お名前:Keikoさん
留学時年齢:60代
受講コース:ロミロミ留学コース
前職:システムエンジニア

定年退職後に、ロミロミで見つけた新しい挑戦

約40年間、銀行システムを支えるシステムエンジニアとして働いてきたKeikoさん。大学卒業後、同じ会社で定年まで勤め上げ、再雇用で働き始めたものの、心の中にはある想いがありました。

「このまま同じように5年間働くのか。それとも、元気な今だからこそ、やりたいことに挑戦するのか。」

そんな時に思い出したのが、昔から抱いていた「海外で生活してみたい」という夢でした。

きっかけは、家族旅行で受けたハワイのロミロミ

転機になったのは、家族で訪れたハワイ旅行でした。ご主人と息子さんと一緒にゴルフを楽しんだ後、疲れた身体を癒すために出張ロミロミを予約。その施術を受けた時、Keikoさんは大きな衝撃を受けたそうです。

「ロミロミって、こんなに違うんだ。」

ゴルフで疲れていた身体がすっと楽になり、心まで癒されるような感覚。それまでマッサージを受ける機会はあまりなかったそうですが、この体験をきっかけに、ロミロミに強く惹かれるようになりました。

「なんでこんなに身体が変わるんだろう。自分もこれをできるようになるのかな。」

そう思い、帰国後に調べていく中で、ハワイでロミロミを学べるスクールがあることを知りました。

「不安はありました。でも、“やらずに終わる後悔”の方が大きい気がしました。」

もちろん、決断までには不安もありました。

60代から新しいことを始めること。
海外で生活すること。
まったく未経験のマッサージを学ぶこと。

「できるわけないよ」
「年齢を考えた方がいいんじゃない?」

そんな声が、自分の中から何度も聞こえてきたそうです。

それでもKeikoさんは、こう考えるようになりました。

「行かなかったら、きっとずっと“あの時行っておけばよかった”って後悔する。」

会社員として約40年やりきった実感があり、親御さんも元気で、自分自身もまだ動ける。

「今が最後のチャンスかもしれない」

そう感じ、ロミロミ留学を決意しました。

最初は「私、向いてないかも」と思った日々

ハワイでの学びが始まると、最初は想像以上に大変でした。

特に苦戦したのは、ロミロミの手技。

先生のデモンストレーションを見て、すぐに動ける同期生たちを見ながら、

「なんでみんなすぐできるの?」
「私は全然わからない…」

と落ち込むこともあったそうです。

システムエンジニアとして長年、物事を論理的に考え、言語化して理解してきたKeikoさんにとって、身体で覚えるロミロミの動きはまったく新しい世界でした。

「私って、頭の中でちゃんと言語化できないと動けないタイプだったんだ」

ハワイに来て、新しい自分の一面にも気づいたと言います。

授業以外の時間もクラスメイトと練習したりしましたが、

「本当にできるようになるのかな」
「高いお金を払って、私何しに来たんだろう」

そう思う日もありました。

解剖学と手技がつながった瞬間

それでも学びを続ける中で、少しずつ変化が起こります。

最初は「手技は手技」「筋肉の勉強は勉強」と別々に感じていたものが、試験勉強を進める中で少しずつつながっていきました。

「この筋肉にアプローチしているんだ」
「だからこの角度で圧をかけるんだ」

そう理解できるようになると、自分の施術にも少しずつ納得感が生まれていきました。

ただ順番を覚えて施術するのではなく、お客様の身体の状態を見ながら考えて施術する。

長年システムを組み立ててきたKeikoさんらしく、ロミロミの技術も一つひとつ理論と感覚をつなげながら、自分のものにしていきました。

「すっと起き上がれました」お客様の言葉が自信に

特に印象に残っているのは、ホノルルマラソン後に来店された日本人のお客様への施術でした。

その方はマッサージを受けるのが初めてで、朝はホテルのベッドから起き上がるのも大変だったそうです。

しかし施術後、そのお客様からこう言われました。

「今朝は起き上がるのも大変だったのに、マッサージ後にすっと起き上がれたんです。」

その瞬間、Keikoさんは強く感じました。

「これだ。私がハワイでロミロミを受けた時に感じたのと同じだ。」

自分が感動したマッサージの力を、今度は自分がお客様に届けることができた。

その経験は、Keikoさんにとって大きな自信になりました。

直接「ありがとう」と言ってもらえる喜び

システムエンジニア時代は、大きな社会インフラを支えるやりがいがありました。

銀行のシステムを作る仕事は、社会にとってとても重要な仕事です。

でも、個人のお客様から直接「ありがとう」と言われる機会は多くありませんでした。

ロミロミを学び、サロン実習でお客様に施術をする中で、Keikoさんはこれまでとは違う喜びを感じるようになりました。

「直接お客様から“ありがとう”“良かったです”と言っていただけるのが、本当に嬉しかったです。」

自分の手で誰かの身体を楽にし、笑顔になってもらえる。

その喜びは、Keikoさんにとって新しい仕事のやりがいになっていきました。

年齢を超えて学び合えた、ハワイでの学生生活

留学前は、年齢のことも不安だったそうです。

「若い人たちの中に入って、話が合うのかな」
「自分だけ年齢が離れすぎていないかな」

そんな心配もありました。

でも実際に来てみると、同期や先輩たちは本当に温かく、年齢に関係なく自然に学び合える環境がありました。

わからないところを一緒に練習したり、誰かの部屋に集まって手技を確認し合ったり、誕生日をお祝いしたり。

日本で同じ会社に長く勤めていた時には出会えなかった、さまざまな背景を持つ仲間たちとの出会いも、ハワイ留学の大きな財産になりました。

「年齢は全然関係ありませんでした。みんな目指しているものが同じだから、自然に話せたんだと思います。」

ハワイでの生活が教えてくれたこと

ハワイでの1年間は、ロミロミの技術だけでなく、たくさんの新しい価値観にも触れる時間でした。

日本とは違うバリアフリーの考え方。
車椅子の方への社会のサポート。
劇場での手話対応。
介護やケアギバーに対する考え方。

日々の生活の中で、日本にいた時には気づかなかった文化の違いを感じ、多くの学びがあったそうです。

そして何より、自分自身の内面にも変化がありました。

「チャレンジするのに年齢は関係ないんだなと思いました。やれるか、やれないかじゃなくて、自分がやりたいことをやるか、やらないかだけなんだなって。」

そう語るKeikoさんの表情は、留学前よりも明るく、自信に満ちていました。

帰国後は、東京でロミロミを届けたい

帰国後は、まず東京でレンタルサロンを利用しながら、ロミロミの施術を始めたいと考えているそうです。

日本では、オイルマッサージはホテルスパのような高級なイメージが強く、気軽に受けられる場所はまだ多くありません。

だからこそ、Keikoさんはこう話します。

「普通の人が気軽に受けられて、“気持ちよかった”“楽になった”と思ってもらえるようなロミロミを提供したいです。」

ハワイに行きたくても、円安などでなかなか行けない人も多い今。

ハワイで学んだ癒しを、日本で届けていきたい。

それが、Keikoさんのこれからの目標です。

ご卒業おめでとうございます!

約40年勤めた会社を離れ、60代からハワイへ。

不安も迷いもありながら、それでも一歩踏み出したKeikoさん。

その挑戦は、「年齢を理由に諦めなくていい」ということを教えてくれます。

できるか、できないかではなく、やりたいことをやるか、やらないか。

Keikoさんのハワイ留学は、これから新しい一歩を踏み出したい方にとって、大きな勇気になるはずです。

卒業おめでとうございます。

これから日本で、たくさんの方にハワイの癒しを届けていかれることを、心から応援しています。